相撲の股割りについて考えてみました。

みなさん、相撲の股割りってどんなイメージがありますか?

後輩の力士が先輩に無理やり伸ばされて切る!みたいなイメージを持っている人多いんではないでしょうか?

私もそのイメージを以前持っていました。

 

そして実際に筋を切ってしばらく寝たきりになってしまうこともあるそうです。

このような「無理やり」「強制的」に股関節を柔軟にする、筋を切ることを「股裂き」と呼び「股割り」とは意味が違ってきます、股割りはトレーニング内容として股関節の柔軟性を獲得するためにするものです。

わざわざ寝たきりになってまでリスクを背負って股関節を柔軟にするというのはいささか理解に苦しみますが、それほどまでに股関節の柔軟性というのは大切なものなんだと感じさせてくれます。

ですから、今回は股割りから、ストレッチの重要性を考えていきますね

■股割りはどういう動きをしているか?

股割りと聞いてイメージできますか?

今回は言葉でお伝えしますので、わかりにくい場合はどこかで動画をご覧になっていただいて、その動きのコツとかをこの記事から盗んでいただけると良いかと思います。

股割りを調べるとこんなことが書いています。

国語辞書大辞
相撲の稽古で、十分に開脚姿勢がとれるようにするための、股関節を中心にした柔軟運動

Wikipedia
股割り(またわり)とは、スポーツにおける練習、または技術の練習。開脚、股裂きとも。

相撲、テコンドー、ダンス、シンクロナイズドスイミング、フィギュアスケート、体操競技、ヨーガなどで取り入れられている。

とありますね、柔軟体操であり、技術練習でもあるということです。

ではどういう動きでしょうか?

両脚をいっぱいに開き、上半身を地面につけること」です

わかりますか?これが股割りです。

相撲の世界に入ったとき、ケガのリスクを軽減するためにこの股割りを自分だけではなく人の力を借りて身体に負荷を乗せた状態で、限界まで股関節の動きを出していきます。

この際、負荷が強すぎたりすると筋が切れるという状況になったりするのです。

しかし、実際この股割りの効果かどうかはわかりませんが、力士の方たちのケガは少ないのではないのでしょうか?

稽古場ではわかりませんが、試合中など、あんなに激しくぶつかり合い、体重も重く、体には相当の負荷が掛かっているはずなのに。

一般的には股関節には体重の三倍の負荷がかかっていますし、それは立っている状態だけで、ここにぶつかり合いという状況が加わればさらに負荷が増すでしょう。

例えば私のようなものがあんなに激しくぶつかり合い試合をしていたら、すぐケガをすると思うのですが。

これも股割りの効果なのでしょうか。

■股関節周りの筋肉や、関節の動きをよくする

では股割りによって具体的に股関節にどのような影響を与えているのか

筋肉の柔軟性はもちろん関節の動きなどにも影響を与えているので、できるだけ、具体的にイメージしてみてください

では、まず「両脚を開いて、上体を床につける」という動きから

足を開くことによって、足の内側が伸ばされます。

この内側の筋肉はすぐに感じると思います、ここをしっかり伸ばしてください、しかしこの時ジーっとしているのではなく体を前後に揺らしてみてください、内側が伸ばされる感覚と共に、股関節の動きが出てくると思います。

慣れてくれば、骨盤の動きがでやすくなります

腰を丸める「後傾
腰を反る「前傾

この動きが大切です、ただ筋肉を伸ばすだけでは、その通り、伸びるだけです、ですから実際に使えるように股関節の動きをスムーズに出せるようにしましょう。

これがトレーニングとしての股割りとストレッチとしての股割りを両方行っています。

筋肉トレーニングではなく関節の動きをより良い状態にするために必要なことになりますから、ただの柔軟で終わらせるより、動きに関連付けて行うことでより効果が見込めるかと思います。

しかし、股割りをする場合に知っておいてほしいことは、ストレッチという動作について

怪我を予防する証拠がない」という点です。

これは一般的に言われている「怪我予防」のためストレッチを行う方にはあまりよい情報ではないかもしれませんが、さまざまな研究の結果、ストレッチが怪我の負傷率を下げれるわけではないことがわかっています。

だからといってストレッチが何の意味も無いわけではありません、柔軟性は必ず必要ですし、この股関節の動きが悪いと腰にも影響が出てしまうので。

ただしっかりとストレッチにしても股割りにしても、正しい情報をもって行ってほしいと思います。

■股関節の動きが良くなると何がいいのか

みなさん、よく「股関節が硬いからなぁ」といっている人を見かけませんか?

実際に硬い人は多いです、では股関節が硬いって一体どういうこと?と言われるとイマイチわからない、筋肉によって動きが悪いのか?
と考える場合がほとんどですし、原因としてもこの筋肉が関節の動きを硬くしています。

関節を支えているのは、靭帯と筋肉です、特に股関節の部分は脱臼などを起こさないように頑丈に作られています。

靭帯も骨にたくさんついていて、そう簡単には離れません、しかし動きは多様でいろんな方向に動くことが出来ます。

頑丈ながらも運動性を持つ、多様な動きをするということはそれぞれの動きを出すために、その動きをする筋肉もそれだけついているということです。

先ほどの足の内側の筋肉もそうですし、大きな筋肉でなくても、すごく小さな【インナーマッスル】もたくさんついています。

これらすべてに対してアプローチをすることは難しいです、ストレッチなども、方向を様々に変えながら行わないといけませんし。

その点、股割りは、足を開いて、体を前後に揺らすことで、股関節周りの多様な筋肉にアプローチすることもできます、関節が前後ろに転がることでそれぞれの動きに関係する筋肉のストレッチになります。

この股関節周りがしっかり使えるようになれば、元々お尻の方に負担が行ってしまっていた人は、その負担が軽減されます、そして、このようなお尻に負担が来ている人は大体腰が痛かったりだるかったりします。

その腰のだるさや痛さを軽減することも、この股割りで可能です。

一度試していただけるとお分かりになるかと思います。

■ストレッチングを行うことが怪我の予防と関係するのか?

今の常識では怪我の予防としてストレッチングが一般的ですが、実際にストレッチングをすると怪我の予防となるのか?

という点にはまだまだ研究が続けられています、わかっていることは試合や練習の前にゆっくりとストレッチングを行うとパフォーマンスが低下する可能性があるということ、逆にストレッチングをしたからといって怪我が少なくなるか?という部分に対してわかっていることって少ないのです。

ストレッチングといっても方法はさまざまです、イメージにあるようにゆっくりと身体を伸ばしていく方法「スタティックストレッチング

ラジオ体操のように身体を動かしながら行う方法「ダイナミックストレッチング」があります。

試合前にパフォーマンスを低下させてしまう可能性があるのは前者の「スタティックストレッチング」のほうです。

特に静止している時間が30秒を超えるくらいでパフォーマンスが低下する可能性が出てくる、といった具合です。

特に試合の前などに本当は身体を温めなければいけないのに、ジーと30秒以上もストレッチングをしていては身体は温まりません。

もしこのような方法をとっていたとしたら、怪我の予防としてはいかがなものかと思います、そして筋肉の緊張が解けてダランとしてしまうために、うまく力が入らないことも多いようです。

このような方法は試合の後や練習の後などに行うことで筋肉の緊張をとり、回復の手助けとして用いることで効果を発揮するものと思います、そして、柔軟性というのは関節の動きをできるだけ大きく使えるように、可動域をめいいっぱい使えるようにするものです。

しかし、やわらかすぎるのも考え物で、過度の可動域を持ってしまえば逆に怪我のリスクが上昇してしまうかもしれません・・・

結果的にはストレッチングによっての怪我の予防に関して、どちらとも言えます、今の現状やそれに対するストレッチングの方法によって変わってくるので。

間違ったストレッチングを行えば怪我の予防としては期待はできませんが、正しく行うことができれば効果はてきめんであるとも。

今回の股割りに関してもしっかりと目的を決めて行うことですばらしい効果をもたらしてくれるものですので。

自分の目標をしっかりと決めてそのための方法のひとつとして股割りを行ってみてくださいね。

■まとめ

また割りは単なる柔軟体操ではなく、一種のトレーニングである。

股割りによって股関節の動きがよくなる。

股関節周りの筋肉の動きがよくなれば腰の動きをサポートし、腰痛の改善によい。

ストレッチングによっての怪我の予防に関してはストレッチングの用い方に左右される。

という内容です。

どうでしょう、股割りに関して多少なり皆さんに考えていただけたかと思います。
日常生活ではあまり股割りなんてしないかと思いますが、もし股関節の動きが悪かったり、腰が痛かったりする人がいたら、一度試してもよいかもしれません。

今回に上げた内容での効果だけではなくもっと幅広い効果を期待できるかもしれません。

 

 


 

ファイブ・アーツ整骨院

鍼灸・あん摩・マッサージ・指圧

〒532-0011

大阪市淀川区西中島1-13-6 新大阪オーパスビル1F

御堂筋線西中島南方駅 2番出口 徒歩1分

阪急南方駅 徒歩1分

TEL:06-6379-3385


当院は予約優先制となっております、事前にご予約されることをお勧めいたします。

 

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・肩こりを何とかしてほしいと来院。

 

・肝臓がつかれるのはお酒だけの問題ではありません

●肩こりを何とかしてほしいと来院。

肩こりがひどくて・・・」と横浜に在住の方が当院へ来院されました。

 

鍼やお灸はしたことがないようで、一度受けてみたいとのご要望でしたので、鍼灸を用いて(もちろん手技も入れて)施術をしました。

 

まずは当院の特徴である「Yumie Pulse」を行い、全身の血流や内臓の状態をお伝えいたしまして、今の肩こりの原因は・・・とお伝えいたしました

 

えー!脈見ただけでそんなのもわかるんですか?

 

とすごく良いリアクションを頂きまして、本当に驚かれた様子でした。

 

○○さんの今のお身体には○○の食べ物は多すぎてますので、お控えになられてください、代わりに○○を召し上がっていただきたいです

 

まずは原因をしっかりとお伝えすることと、その原因を改善するために、日常生活や食事によってご自身でできることをお伝えすることはとても重要です。

 

私たちが施術を行った後の時間の方が長い、その時間を今までと同じように生活していれば、また同じような症状を引き起こしてしまうかもしれませんよね。

 

ですので、しっかりとその部分もお伝えいたします。

 

そのあとに症状や身体の状態を整えるために施術を行います、脈を拝見した情報を基に、患者さんにとって必要なところを鍼やお灸、手技を用いて整えていきます。

 

鍼やお灸が初めてではあったのですが、「痛そう」や「熱そう」というイメージはなくなったご様子。

 

鍼って痛くないんですね!

 

お灸ってこんなに気持ちの良いものなんですね!

 

とこれまた良いリアクションをいただきました。

 

もちろん身体も軽くなり、肩こりも調子よくなられておりました、後はご自身の食事などをしっかりとお気をつけて頂くことで、より体調は良くなっていきますよ、とお伝えをいたしました。

 

肩こりを訴えてこられる方に「とりあえず肩の筋肉をほぐす」「凝っているポイントに鍼やお灸をする

 

これも大切なのですが、これしかやらないところもまだまだあるようです。

 


◆肩こりはその筋肉が固くなっていることが本当の原因なのか?

 

◆なぜ肩こりになってしまうのか?

 

 

◆筋肉だけの問題なのか?

 

 

◆改善する方法はもっと他にあるのではないか?

 


 

これは肩こりだけに限ったことではありませんが、患者さんの身体の状態をいかに把握するかによって施術をどうするかに大きく影響を与えます。

 

その判断は診術「Yumie Pulse」で行っております。

 

もし今、このブログを見て頂いている方の中に「肩こり・腰痛・体調不良」などを感じておられる方・・・

 

その症状の本当の原因は何なのか?

 

そこをお伝えいたしております、一度来院してください、いつでもご連絡くださいませ。

 

 


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